第2回コミュニティネットワーク信州

フォーラム「三峰川と南アルプス未来について」を開催

コミュニティネットワーク信州は、平成25年10月28日(月)午後1時から 伊那市の仙流荘で、「三峰川と南アルプス未来について」のフォーラムを開催し、県下から多数が参加されました。

午後からのフォーラムに先立ち、午前中、水害がひどい三峰川を視察しました。

フォーラムでは、初めに、コミュニティネットワーク長野の会長で、コミュニティネットワーク信州の小出副会長が、当会の設立経緯についての説明とコミュニティネットワーク信州の伊藤会長からのあいさつ文を代読しました。

次に、信州大学名誉教授の北沢秋司先生より、「南アルプスジオパーク」のテーマで基調講演がありました。

北沢先生は、「ジオパークとは、地球活動の遺産を主な見所とする自然公園。基盤の地形発達史から人々の暮らしへそして未来の発展へと。そのためには、郷土愛が必要である。」と語られました。

続いて、福島県会議員の川田昌成先生より「東北災害復旧の現況について」のテーマで説明がありました。

川田先生は、「究極の状態に人間は何を考え、何をしなければならないか?を考えさせられた。」と語られました。そして、「県民は不安な毎日を過ごしている」と付け加えました。

次に、国土交通省中部地方整備局、三峰川総合開発工事事務所の小林敬司所長より「三峰川と南アルプス未来について」のテーマで説明がありました。

小林所長は、「水害が多いこの地域において、洪水調整、かんがい用水、発電の3つの目的を持つ美和ダムは地域の暮らしの安心、安全を守っている。」と説明がありました。

伊那市長谷総合支所の中山昌計所長より「三峰川と南アルプス未来について」のテーマで説明がありました。

中山所長は、美和ダムにより水没地域となった長谷における、ダム反対運動、移転問題、補償問題などたどってきた歴史を語りました。

最後に、古幡開太郎先生より、総括の言葉がありました。




長野日報(2013年10月29日)掲載

信濃毎日新聞(2013年10月29日)掲載


フォーラム三峰川と南アルプス未来について 於仙流荘 フォーラムスケジュール