松本山雅を中心とした地域づくりシンポジウム

平成27年8月16日(日)午後1時より、松本市今井改善センター東館2階で、「松本山雅を中心とした地域づくりシンポジューム」が開催されました。

1部ではサッカージャーナリストの元川悦子氏と信州大学教授の橋本純一先生の講演がありました。

元川氏は欧州におけるサッカータウンの成功例を説明しました。
松本はゲルゼンキルヘンやマインツに近い規模。町が一丸となって応援でき、社交場となるサッカーは非常に大きい文化。 山雅を支えているのは情熱的な人たち。その人的資源を大事にしていくことが、松本らしいフットボール文化の発展につながる。と述べました。

橋本先生は、ホームタウン制のねらいは、スタジアムをスポーツ振興の拠点と位置付け、加えて、地域経済の拠点、地域住民の憩いの場としての拠点と位置付けられるとし、 スタジアムを地域活性化の拠点として有効活用していくうえで、スタジアムと周辺地域をどのように関連させて整備を行っていくかが課題である。と述べました。

2部では、パネルディスカッションが行われました。

コーディネーターは今井地区町会連合会でコミュニティネットワーク信州の上條幸雄副会長が努め、パネリストには、サッカージャーナリストの元川悦子氏、信州大学教授の橋本純一先生、松本市議会議員の上條温氏、松本市農業委員の田中悦郎氏、フィットネスコーディネーターの小林美穂氏らが努めました。

パネルディスカッションでは、現在のホームタウン アルウィンの現状が話し合われました。

アクセスや商業施設についての問題があがり、新たなスタジアムは検討の余地がある。としました。